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「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-」フルコンプでふ  

いや~・・・先に結論だけ言いますわ。よかったです!砂利ガニです。

今回はinreさんの「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-」
友人に「え、お前読んだの!?」と驚かれてしまいました。
まぁ、そう思われる程度には色々積んでますからね!シカタナイネ!
前科って辛いわ・・・そんな俺の積みゲーの業の話はどうでもいいので
早速いきましょう。



1.総評
三国志の恋姫無双、戦国でも戦国姫や織田信奈等々
昨今数々の時代女体化がかなりあるわけですが
「そういえば、新撰組がないからあとはその辺か~」
(いや新撰組もあるんだけど・・・ちょっとギャグゲーなのでなw)
と思っていた矢先になんと忠臣蔵がモチーフの
作品が出たとのことで!
今回珍しいことに友人の薦めの言葉等を覚えている間に
読み始め、気がついたら止まらずに
最終的には駆け抜けるように読み終わったことですね。
それほどまでに話の作りが巧かったです。
下で語りますが、昨今流行のループモノとしての要素も
入れつつ、忠臣蔵への当時の時代背景等を
しっかり反映させてる作品だと思います。
後は文章のタッチですが「伏線のばらし方が巧いタイプ」だな~と。
まぁ、これを言うたびにただ単に自分の読解力の低さを
露呈させてるだけじゃんなないかと自己嫌悪に陥るんですがね(;´∀`)
要は「あ~!あの時のイベントはこの為か~~!!」
という表現が非常に印象的だった、と。
では、その辺に焦点を当てて各ルートを語っていこうかと。



2.シナリオ
假名手本忠臣蔵編
まぁ、これをやらないと始まらないですよね。ということで忠臣蔵正史。
直刃の江戸時代の人からしたら荒唐無稽とも言える話を
疑いつつ信じていくご城代の心の深さ。
それがこのルートの全てでしたね・・・と思っていた矢先の二章への繋ぎ。
正直この時は「あ~~、これ系ね」などと甘く見ていたのですが
後々後悔することになります、甘いんだよな~砂利さん。

江戸急進派編
浅野内匠頭の切腹に事を発するとも言える忠臣蔵。
二週目は「自分が吉良を討てば良い」と奔走する直刃の視点となっているので
早速江戸に向かうという、その心意気を
「お家再興などではなく仇討ちをしたい」と思っている
安兵衛を中心とした江戸急進派とのお話。
このルートを読み終えた時点でまず一つ自分の甘かった点に気付きます。
それは「ご城代への思いの断ち切り」です。
ループしてるのは自分だけですから当然記憶を保持しているのは自分だけです。
ご城代は決して愛し合ったご城代ではない、それをどのように表現するのか?
を気になっていましたが、改めてお家再興に尽力するご城代を
改めて見ることで気持ちの整理をつけるという悲しくも綺麗な
思いの断ち切りを読む事が出来ました。
また、舞台が変わればスポットライトも変わるということで
1週目では「郡兵衛が脱盟した」という情報も掘り下げられ
小平太というおそらく「二週目の平和の象徴」とも言えるキャラとの
悲しい別れもあります。
ちなみにこの2週目、1週目よりも悲しいENDだったな~と思います。
親しい人、愛しい人を目の前で亡くすというのは辛いものです。

百花魁編
上で「あ~~、これ系ね」などと表現したことを後悔した3週目。
今回は主税が直刃に惚れるという、最初から恋愛色強いルート。
しかし「抜け出せないループ、想いが叶っても無駄」という
心になっている直刃は主税にちょっと距離を置く態度を・・・
このルートで「ここをしっかり出していくのはいいな」と思ったのは
直刃の精神崩壊です。
二次元(まぁもし三次元でも出来たらですが)において
歴史改変は基本「冒涜行為」とされています。
その代償かこの章でも二週目の小平太よろしく
萱野さんが刺客の犠牲となってしまい。
「歴史を改変している自分のせいだ」という自責の念から
直刃は精神を病んでしまいます。
同じ時代を繰り返しても結果が変わらないということの
徒労感の表現として非常に巧みだと思いました。
同時に今まではご城代や安兵衛に「想いを馳せた」立場から
主税から「想いを寄せられる」立場となっています。
その「寄りかかれる存在」がいることをしっかり生かした
直刃の復活劇にも感動を覚えました。
そして、この後の4週目にも生きてくる(と思っている)
ラストの吉良への仇討ち、そして現代への帰還。
最後の赤穂の石段の上では思わず涙が流れてきました。


ちょっとここで余談でも
当然戦闘描写があるこの作品。
刀の振りぬくエフェクトやSEも非常に素晴らしく
つばぜり合いの音も聞いてて心地よかったです。
更にはご城代、安兵衛と修行を経た直刃が
自分がかつて捨ててしまった強さへの憧れを取り戻していく様は
とてもかっこよかったです。
まぁ、何故この余談をここで挟んだかと言えば
一つは上の3周目までで一つの結末を迎えてはいること。
そして三周目のラスボスとも言える山吉新八郎との戦いです。
新八との戦いは過去3周で経験したことが集約されている
戦いなんじゃないかな~、と思ってます。
さて、残り2週の話に戻りましょう

仇華・宿怨編
江戸時代の清水一学・・・と関係しているであろう
現代人の甲佐一魅から驚愕の事実を聞かされるところから始まる4週目。
ここでは「何故直刃が甲佐一魅の話を信じてしまいそうになる描写が
違和感なく描かれているか?」にスポットを当てたいと思います。
四十七士、特にご城代に信頼を寄せている直刃。
しかし、呪いの存在や吉良を討っても現代に戻れない事。
それが確定的となった三週目での「本物の吉良への仇討ち」
ここまでで経験した忠臣蔵に、自分が歴史の知識として知っていた
忠臣蔵とはなにか違うという綻びを直刃は感じ始めていたんだと思います。
そこへきて、このルートでの清水一学との会話。
このルートではその主人公の揺れつつも清水一学の話を聞いた上での
ある一つの決断。そして忠臣蔵という英雄に思える裏で
起こっていた悲しい現実に立ち向かう事。
その二つのポイントが非常に高かったです。

刃・忠勇義烈編
事前に「評価が割れる」と友人から聞いていた最終章。
まぁ、割れるという点に置いては「あ~うん、これは割れるはw」って感じでした。
しかし、直刃が四度のループ、そして五度目の忠臣蔵で経験したことの集大成。
「神への冒涜」とも言える歴史改変の最大の挑戦。
戦闘描写として個人的に一番華があると言える「1VS1Xエックス」の構図。
ラスボスの匂わせ方以外には自分はほぼ文句はない!と断言できます。

サブキャラ
四十七士だからね!おまけに家族もいるからね!
よく考えたら恋姫無双とかやってない俺としては
過去最大級のキャラ数だっかかも?
その一人一人がうま~く味を出していると思いました。
た~だ!俺が好きになるキャラが大概ろくなことにならないジンクスは
今回も健在でした。新六さん、あなたが俺の心のビタミンでした♪



3.ムービー・音楽
OP4種は各章の重要シーンを散りばめており
読み終えた今見るといろいろこみ上げてきますね。
物語の中でOPがココ!って場面でかかるのには圧巻。
最終章の救援が駆けつけるシーンは
ベタだけどベターと言わざるを得ません。
(新八まで本気で戦っちゃたり、萱野さんや平左衛門・お初も助けに来る
ホントに「全ての経験を生かした大立ち回り」は久々に鳥肌モンでした)



4.システム
珍しくセーブポイントが足りました!(残り三つだけどwww)
Hシーンだけじゃなく、各章の重要な戦闘も見返せるのは高ポイント♪
まぁ・・・セーブポイントで覚えてますけどねwwww



5.点数(各項目5点満点)
シナリオ・・・・4.5:先程もチョロッといいましたが、ラスボスの匂わせ方含め
        ラストに詰め込み過ぎかな~?という印象。それ以外は大満足です。
絵・グラフィック・・4.5:オパーイの大きい子が多いから下げた。
             戦闘描写も良く動き、立ち絵とCG絵でキャラがブレなく
             描かれていると感じたのでこの点数。
ムービー・音楽・・・5:OPはかっこいいし、挿入歌としての演出も神でした♪
システム・・・・・・・・5:セーブポイントがナチュラルに足りたし、文句なし



6.総合点(100点満点)と点数推移
今回の「ChuSinGura46+1 -忠臣蔵46+1-」得点は
96点です。
1章(88)→2章(91)→3章(94)→4章(95)→5章(96)
最後の一点、95か96かを非常に悩みました。
「4章あっての5章」という印象は最後まで拭えなかったし
いくらループとか呪いとかあるとは言え、ラストのぶっ飛びすぎ?感
ですが、それらを押さえ込むくらいのラストに向けての畳み掛けに
思わず1点加算しちゃいました。+1にかけて、なんてね☆
ちなみに甘口と言われている砂利レビューですが
90点台は実は数えるくらい、最近はやってない&そこまでの作品も
出会ってないな~、と思っていたところでのこの忠臣蔵46+1
掛け値なしにお勧めです!!是非
以上(`・ω・´)ゞビシッ!!
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カテゴリ: ゲーム(レビュー)

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